2012年 03月 19日
軽薄短小の呪縛 |
その昔、軽薄短小というコトバがあった。
高度成長期を支えた重厚長大産業に対し、
80年代以降のヒット商品は、軽薄短小がキーワードだ、とされた。
より軽く、より薄く、より短く、より小さく。
家電や自動車は言うに及ばず、飲食料や日用品まで。
ありとあらゆるモノとサービスがコンパクト化した。
これらの商品は日本だけでなく世界中で良く売れた。
日本のお家芸と言われる製造業は、
高密度実装や省エネ・コストダウンを突き詰め、
いまだこの方面では世界の追随をゆるしていない。
日本が世界に先駆けた薄型テレビなどは近年の好例だ。
それなのに業績が冴えないのはなぜか?
思うに、新時代のヒットのツボを履き違えていないだろうか。
いまだ無意識のうちに軽薄短小に固執していないか。
日本が軽薄短小に突っ走っているうちに、
世界を制するビジネスのキーワードは、
新しい「じゅう・こう・ちょう・だい」に遷移したように思う。
すなわち、柔・幸・寵・台。
・ソフトウェア
・ハピネス
・ロイヤリティ
・インフラ/プラットフォーム
例えばiPhone。
・優れた操作性を司るiOS
・ハイセンスデザインを手にする幸福感
・Appleに対する高いロイヤリティ
・サービスを支えるiTunesやiCloud
薄型テレビ、売れば売るほど赤字だそうだ。
どんな新商品もあっという間に価格が急落する。
軽薄短小だけで価値を生み出せる時代が過ぎ去ったことは明らかだ。
からめとられた「軽薄短小」の呪縛から解き放たれ、
「柔幸寵台」を糸口にした商品開発に真剣に取り組むべきではないか。
そこに突破の鍵があるような気がするなあ。
高度成長期を支えた重厚長大産業に対し、
80年代以降のヒット商品は、軽薄短小がキーワードだ、とされた。
より軽く、より薄く、より短く、より小さく。
家電や自動車は言うに及ばず、飲食料や日用品まで。
ありとあらゆるモノとサービスがコンパクト化した。
これらの商品は日本だけでなく世界中で良く売れた。
日本のお家芸と言われる製造業は、
高密度実装や省エネ・コストダウンを突き詰め、
いまだこの方面では世界の追随をゆるしていない。
日本が世界に先駆けた薄型テレビなどは近年の好例だ。
それなのに業績が冴えないのはなぜか?
思うに、新時代のヒットのツボを履き違えていないだろうか。
いまだ無意識のうちに軽薄短小に固執していないか。
日本が軽薄短小に突っ走っているうちに、
世界を制するビジネスのキーワードは、
新しい「じゅう・こう・ちょう・だい」に遷移したように思う。
すなわち、柔・幸・寵・台。
・ソフトウェア
・ハピネス
・ロイヤリティ
・インフラ/プラットフォーム
例えばiPhone。
・優れた操作性を司るiOS
・ハイセンスデザインを手にする幸福感
・Appleに対する高いロイヤリティ
・サービスを支えるiTunesやiCloud
薄型テレビ、売れば売るほど赤字だそうだ。
どんな新商品もあっという間に価格が急落する。
軽薄短小だけで価値を生み出せる時代が過ぎ去ったことは明らかだ。
からめとられた「軽薄短小」の呪縛から解き放たれ、
「柔幸寵台」を糸口にした商品開発に真剣に取り組むべきではないか。
そこに突破の鍵があるような気がするなあ。
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by coolmoment
| 2012-03-19 15:53
| 経済