2009年 03月 18日
誰かの宇宙 |
物理的な力は、発生源の近傍にしか作用しない。
これを局所性と呼ぶ。
例えば磁石の周りに砂鉄を置くと、磁石に近い方から引っ張られていく。
遠い砂鉄にいきなり磁力が作用する、なんてことはない。
なので、テレパシーの様な非局所的な現象は起こらないとされる。
しかし局所性には例外がある。
量子テレポーテーションの原理でもある「量子からみあい」だ。
双子のように生成された光子などは、遠く離れても、お互いに作用を及ぼし合う。
このような出来事は、宇宙でありふれた現象らしい。
ビッグバンのゼロ時点、
宇宙は、陽子よりも小さな空間に押し込められていた。
十分に量子からみあいが発生する状況だ。
現在の宇宙の全ての粒子は、おのおのが遠隔作用をおよぼしあう可能性がある。
もしかしたら、ボクらの意識の変化が、全宇宙に作用するかもしれない。
そして、太古の昔、最初にそのことに気づいたどこかの星の知的生命体が、
自分の好きなように形作った結果、それが今の宇宙だとしてもおかしくない。
ボクらは誰かの宇宙に間借りしているのかもしれないのだ。
この宇宙が、誰かの思いで、ボクらの痕跡を残さず急に姿を変えてしまう。
そんな恐怖が心をよぎる時がある。
これを局所性と呼ぶ。
例えば磁石の周りに砂鉄を置くと、磁石に近い方から引っ張られていく。
遠い砂鉄にいきなり磁力が作用する、なんてことはない。
なので、テレパシーの様な非局所的な現象は起こらないとされる。
しかし局所性には例外がある。
量子テレポーテーションの原理でもある「量子からみあい」だ。
双子のように生成された光子などは、遠く離れても、お互いに作用を及ぼし合う。
このような出来事は、宇宙でありふれた現象らしい。
ビッグバンのゼロ時点、
宇宙は、陽子よりも小さな空間に押し込められていた。
十分に量子からみあいが発生する状況だ。
現在の宇宙の全ての粒子は、おのおのが遠隔作用をおよぼしあう可能性がある。
もしかしたら、ボクらの意識の変化が、全宇宙に作用するかもしれない。
そして、太古の昔、最初にそのことに気づいたどこかの星の知的生命体が、
自分の好きなように形作った結果、それが今の宇宙だとしてもおかしくない。
ボクらは誰かの宇宙に間借りしているのかもしれないのだ。
この宇宙が、誰かの思いで、ボクらの痕跡を残さず急に姿を変えてしまう。
そんな恐怖が心をよぎる時がある。
by coolmoment
| 2009-03-18 14:47
| サイエンス