2008年 07月 23日
空気と水と土、そして光が人間を創る |
1万年前から2007年まで、世界の人口は60億人以上増えている。
2007年から2050年までの43年間で、さらに約25億人増えると予想される。
無から有は生まれない。
質量保存則はいまだ誰も破れない自然法則だ。
これから43年間で25億人が増えるなら、その質量は地球上のどこから生まれるのか?
ひとつは、水。
人間の60%は水分だと言われる。
それだけ降雨量や海水が減ることになる。
そして、土。
人間は食物を消化して体に変換している。
作物や家畜、あるいは魚介類も、地表など質量が転化したものと言える。
それだけ地表が削られることになる。
そして、空気。
作物の育成に欠かせない窒素肥料は、空気を反応させて作られている。
現在我々が口にする窒素(たんぱく質の主原料)の実に1/3が人工的なものだ。
それだけ空気が減ることになる。
そして、光。
人間の活動エネルギーは最終的に太陽光に帰着する。
人が増えれば、エネルギー流通が変化する。
それだけ、他の生物への割り当てが減ることになる。
2050年、果たしてどれだけの空気と土と水と光が人間に変化しているだろうか?
そして、活動しなくとも人が増えるだけで、地球の景観は大きく変化することだろう。
2007年から2050年までの43年間で、さらに約25億人増えると予想される。
無から有は生まれない。
質量保存則はいまだ誰も破れない自然法則だ。
これから43年間で25億人が増えるなら、その質量は地球上のどこから生まれるのか?
ひとつは、水。
人間の60%は水分だと言われる。
それだけ降雨量や海水が減ることになる。
そして、土。
人間は食物を消化して体に変換している。
作物や家畜、あるいは魚介類も、地表など質量が転化したものと言える。
それだけ地表が削られることになる。
そして、空気。
作物の育成に欠かせない窒素肥料は、空気を反応させて作られている。
現在我々が口にする窒素(たんぱく質の主原料)の実に1/3が人工的なものだ。
それだけ空気が減ることになる。
そして、光。
人間の活動エネルギーは最終的に太陽光に帰着する。
人が増えれば、エネルギー流通が変化する。
それだけ、他の生物への割り当てが減ることになる。
2050年、果たしてどれだけの空気と土と水と光が人間に変化しているだろうか?
そして、活動しなくとも人が増えるだけで、地球の景観は大きく変化することだろう。
by coolmoment
| 2008-07-23 17:30
| サイエンス