2008年 07月 30日
リレーショナルな話 |
SEしか知らないだろうが、リレーショナル型データベースという仕組みがある。
情報システムの根幹となるデータベース。
顧客情報や受注情報などのデータを、その関連を維持しながら保管する技術だ。
リレーショナル型データベースの登場が、IT革命に一役買っていると言って良い。
リレーション型データベースでは、データは2次元の表(テーブル。Excelみたいな物)に格納され、データ間をつなぐリレーションを定義する。
例えば、顧客テーブルと受注テーブルにはどちらも顧客コードがあるので、両者の関連を定義し、一つの受注情報を構成する。
さて、そこでなのだが。
この仕組み、なんでテーブル型データベースと呼ばないのだろうか?
だってデータはテーブルに格納されるんだからその方がよっぽど自然だ。
この技術の提唱者であるコッド博士と直接会話した方が、その秘密を書き記していた。
考案当時、米中関係が非常に重要視され、ジャーナリズムをその話題が独占していた。
紙面には、両国の将来を祈念して、relationship という言葉が踊る。
これを、この新しい技術方式の名前に転用したのだそうだ。
世の中を変える技術のネーミングなんてそんなものかもしれない。
会社の名前だって、Apple、Yahoo、Google、楽天、ソフトバンク、、、、
仮に50年前の人に何の会社か聞いてもさっぱり判らないだろうね。
情報システムの根幹となるデータベース。
顧客情報や受注情報などのデータを、その関連を維持しながら保管する技術だ。
リレーショナル型データベースの登場が、IT革命に一役買っていると言って良い。
リレーション型データベースでは、データは2次元の表(テーブル。Excelみたいな物)に格納され、データ間をつなぐリレーションを定義する。
例えば、顧客テーブルと受注テーブルにはどちらも顧客コードがあるので、両者の関連を定義し、一つの受注情報を構成する。
さて、そこでなのだが。
この仕組み、なんでテーブル型データベースと呼ばないのだろうか?
だってデータはテーブルに格納されるんだからその方がよっぽど自然だ。
この技術の提唱者であるコッド博士と直接会話した方が、その秘密を書き記していた。
考案当時、米中関係が非常に重要視され、ジャーナリズムをその話題が独占していた。
紙面には、両国の将来を祈念して、relationship という言葉が踊る。
これを、この新しい技術方式の名前に転用したのだそうだ。
世の中を変える技術のネーミングなんてそんなものかもしれない。
会社の名前だって、Apple、Yahoo、Google、楽天、ソフトバンク、、、、
仮に50年前の人に何の会社か聞いてもさっぱり判らないだろうね。
by coolmoment
| 2008-07-30 12:20
| IT