2008年 08月 30日
悲恋の葉巻 |
2年位前から葉巻の味を覚えた。
元々、タバコは一口もやらないが、進めてくれる人がいて試したところ、病み付きになった。
葉巻を吸うにはそれなりの道具が必要だ。
専用のカッターやハサミで吸い口を切り取り、リンを含まない特別に柄の長いマッチで火をつける。
この火を点すプロセスも葉巻の楽しみの一つである。
ゆったりした時間を楽しむという意味もあるが、
どうやら、急いで火を移すと温度が上がり過ぎて苦味が出るらしい。
口の中に煙を含み、数十秒かけてゆっくりと吐き出す。
お香のような味わいと思ってもらえばよい。
ニコチンが粘膜から吸収されるので、リラックス効果も高い。
モノにもよるが、1本あたり40分から1時間くらいゆっくり楽しめる。
この葉巻の名前がどうにも覚えられない。
キューバなどのカリブの島々で生産されているためか、
スペイン語風の発音らしく、あまり耳に残らないのだ。
そのなかで、「モンテクリスト」「ロミオ&ジュリエット」などという、
ロマンチックで覚えやすい名前のモノが目についた。
葉巻は手巻きだ。
産地の工場では、たくさんの女性が作業台に向かい、一本一本丁寧に巻いているそうだ。
一日中続く単調な作業の間中、監督者が小説を読んで聞かせたとか。
人気の高い物語はリクエストも多く、いつしかその工場の定番となった。
そうした物語の名前が、品物である葉巻の名前になったんだそうだ。
手元の葉巻には実は復讐や悲恋のストーリーが巻き込まれていて、
火を点ければ人生の苦楽が煙になって立ち上ると考えれば、
普段以上にひときわ味わい深く感じるんじゃないかな。
元々、タバコは一口もやらないが、進めてくれる人がいて試したところ、病み付きになった。
葉巻を吸うにはそれなりの道具が必要だ。
専用のカッターやハサミで吸い口を切り取り、リンを含まない特別に柄の長いマッチで火をつける。
この火を点すプロセスも葉巻の楽しみの一つである。
ゆったりした時間を楽しむという意味もあるが、
どうやら、急いで火を移すと温度が上がり過ぎて苦味が出るらしい。
口の中に煙を含み、数十秒かけてゆっくりと吐き出す。
お香のような味わいと思ってもらえばよい。
ニコチンが粘膜から吸収されるので、リラックス効果も高い。
モノにもよるが、1本あたり40分から1時間くらいゆっくり楽しめる。
この葉巻の名前がどうにも覚えられない。
キューバなどのカリブの島々で生産されているためか、
スペイン語風の発音らしく、あまり耳に残らないのだ。
そのなかで、「モンテクリスト」「ロミオ&ジュリエット」などという、
ロマンチックで覚えやすい名前のモノが目についた。
葉巻は手巻きだ。
産地の工場では、たくさんの女性が作業台に向かい、一本一本丁寧に巻いているそうだ。
一日中続く単調な作業の間中、監督者が小説を読んで聞かせたとか。
人気の高い物語はリクエストも多く、いつしかその工場の定番となった。
そうした物語の名前が、品物である葉巻の名前になったんだそうだ。
手元の葉巻には実は復讐や悲恋のストーリーが巻き込まれていて、
火を点ければ人生の苦楽が煙になって立ち上ると考えれば、
普段以上にひときわ味わい深く感じるんじゃないかな。
by coolmoment
| 2008-08-30 12:26
| 芸術