2008年 12月 02日
豊作のブラックホール |
最新の科学成果によれは、宇宙は加速度的に膨張しているそうな。
その一方、星々には寿命があるうえ、エントロピーの法則により徐々に拡散していく。
恒星の最後は、質量の大小に応じて白色矮星や中性子性に行き着くが、
最も大きな質量をもつ星はブラックホールになる。
ボクらが住む銀河系を含む多くの銀河の中心には巨大ブラックホールがあると言う。
観測データからもそれはほぼ確実なんだそうだ。
銀河中心の巨大ブラックホールは、宇宙の終末に向けて銀河中の星々を吸収し、
最終的には銀河と同等の質量をもつ超々巨大ブラックホールに成長するだろう。
最終末の宇宙の姿は、拡大を続ける時空間の中に、
数え切れないほどの超々巨大ブラックホールだけが残る、
暗黒の世界になると予想される。
この状態まで現在から数百億年を要するに違いない。
それを見届ける意識は存在しない。
ただし、非相対論的には、だ。
相対論的に考えたとき、光速にきわめて近い速度を有する物体は、
時間の進展が限りなく遅くなる。
そう、数百億年が一瞬のうちに過ぎ去るほどに。
その様な存在から見れば、
宇宙は何らかの種子から成長を始め(ビックバン)、
最終的にブラックホールが作物として残るように見えないだろうか。
ブラックホールは究極のエネルギー源になると期待されるし、
タイムマシンや宇宙工学(星や銀河を材料とした超大規模建設)の素材として有力だ。
まさか宇宙は良質のブラックホールを収穫するために作られた、
ブラックホール畑である、なんてことはないだろうねえ?
その一方、星々には寿命があるうえ、エントロピーの法則により徐々に拡散していく。
恒星の最後は、質量の大小に応じて白色矮星や中性子性に行き着くが、
最も大きな質量をもつ星はブラックホールになる。
ボクらが住む銀河系を含む多くの銀河の中心には巨大ブラックホールがあると言う。
観測データからもそれはほぼ確実なんだそうだ。
銀河中心の巨大ブラックホールは、宇宙の終末に向けて銀河中の星々を吸収し、
最終的には銀河と同等の質量をもつ超々巨大ブラックホールに成長するだろう。
最終末の宇宙の姿は、拡大を続ける時空間の中に、
数え切れないほどの超々巨大ブラックホールだけが残る、
暗黒の世界になると予想される。
この状態まで現在から数百億年を要するに違いない。
それを見届ける意識は存在しない。
ただし、非相対論的には、だ。
相対論的に考えたとき、光速にきわめて近い速度を有する物体は、
時間の進展が限りなく遅くなる。
そう、数百億年が一瞬のうちに過ぎ去るほどに。
その様な存在から見れば、
宇宙は何らかの種子から成長を始め(ビックバン)、
最終的にブラックホールが作物として残るように見えないだろうか。
ブラックホールは究極のエネルギー源になると期待されるし、
タイムマシンや宇宙工学(星や銀河を材料とした超大規模建設)の素材として有力だ。
まさか宇宙は良質のブラックホールを収穫するために作られた、
ブラックホール畑である、なんてことはないだろうねえ?
by coolmoment
| 2008-12-02 18:18
| サイエンス